純金積立の基礎知識
将来の備えに向けた投資方法というのは重要ですし選択にも悩みますよね。純金積立も投資方法の中のひとつです。
一般的なのは「金定額積立」で、これは毎月一定額の金を少しずつですが着実に購入していくという投資方法です。金額は月々わずか1,000円からでも始められます。購入した金は現物を受け取るのではなく、取扱会社に預けます。その間は、買い付け報告書、残高報告書などの書類があるので、しっかり金の保証があります。
ご存知のように金相場は、毎日価格が変動し、タイミングが悪いと「高値掴み」をしてしまうなどのリスクもあるのですが、純金積立の場合はそうではありません。これは「ドルコスト平均法」でリスクの回避ができるからです。
「ドルコスト平均法」というのは、金のような値動きのある金融商品を購入する場合で、毎月（定期的）一定の金額を購入することで、毎月一定の数量を購入する方法より、有利な取得価額に分散できる投資法です。
ドルコスト平均法では、価格が安いタイミングだと多く購入し、価格が高いタイミングでは少量の購入になります。こうして平均的な取得額が分散され、結果、安い平均取得価格で投資ができることになるのです。
最低開始額が少なく、ドルコスト平均法での低いリスクという観点から、純金積立は、金投資の初心者に最適な投資方法になるでしょう。あくまでも「投資」には違いありませんが、「貯蓄」という考え方もできると思います。
純金は価格が急落する可能性があまりありませんし、安定性が高いのです。土地や建物には固定資産税がかかりますが、金は保有していても税金がかかりません。これもメリットです。